既存のインターホンが有線(ワイヤレスではない)の場合でも
ワイヤレスインターホンに交換することは可能です。
ワイヤレスでもモニター付きのインターホンがパナソニック(VL-SGZ30)です。
録画も可能で、別売りのホームユニットを組み合わせれば留守中の来訪者にも、外出先からスマホで応対できます!
インターホンの種類
インターホンは親機とドアホンの1対で構成されています。
親機は室内にあり、受話器やマイクで会話するもので、ドアホンは玄関などの外に設置し、呼び出しボタンを押し、会話をします。
ドアホンにはカメラが付いていて、誰が来たか分かるようになっており、録画機能が付いているものもあります。
インターホンには、有線タイプとワイヤレスタイプがあります。
有線タイプは親機とドアホンが配線でつながっています。
ワイヤレスタイプは親機とドアホンをつなぐ配線が必要ありません。
ワイヤレスインターホンに交換する方法
【必要な工具】
プラスドライバー、マイナスドライバー、ペンチ、ニッパ、ビニルテープ
インターホン親機
①古いインターホン親機の撤去します。
インターホン親機には、制御線と電源線(100V)が接続されています。
制御線は2芯接続されていますので、1本づつニッパかペンチで切断するか、マイナスドライバーで配線を外せるようになっているくぼみを押し、配線を引き抜きます。
引き抜いた配線の芯線をビニルテープで1本づつ巻いて絶縁します。
絶縁した配線は将来使えるように壁の中に丸めて置いておきます。
電源線はコンセントに差し込んであるタイプならコンセントから引き抜くだけで良いです。
電源線が直接インターホン親機に接続されている場合は、危険ですので、分電盤のブレーカーをOFFにしてから、
制御線と同様にマイナスドライバーで配線を外せるようになっているくぼみを押し、配線を引き抜きます。
配線を引き抜いた先端の芯線部分はブレーカーをONにすると100Vが充電されますので、触ると感電します。
芯線にビニルテープを巻き絶縁してからブレーカーをONにします。
※注意:電源線を扱う工事は電気工事士の資格を持った人しかできません。電気工事店に依頼しましょう。
↓
②新しいインターホン親機を取付けます。
制御線はワイヤレスなので必要ありません。
100V電源は必要です。コンセントタイプならコンセントに差し込みます。
電源線が直接インターホン親機に接続するタイプなら電源線を本体にブレーカーをOFFにしてから接続します。
※注意:この場合も電気工事店に依頼しましょう。
ドアホン
①古いドアホンを撤去します。
ドアホンは制御線(2芯)のみ接続されています。1本づつニッパかペンチで切断するか、マイナスドライバーで配線を外せるようになっているくぼみを押し、配線を引き抜きます。
引き抜いた配線の芯線をビニルテープで1本づつ巻いて絶縁します。
絶縁した配線は将来使えるように壁の中に丸めて置いておきます。
↓
②新しいドアホンを設置します。
ワイヤレスのドアホンは電池式です。ドアホン本体に単三電池6本を入れます。(ちなみに電池は別売りです。)
取付けカバーを古いドアホンが付いていたビス穴にビスで固定します。
取付けカバーにドアホン本体を取付ければ完成です。
ワイヤレスインターホンの電池はどれくらいの寿命か?
電池寿命は、推奨電池エネループハイエンドモデル満充電時。
「ドアホン電池セーブ」を「セーブ2」、「ドアホン照明自動点灯」を「しない」に設定。
周囲温度20℃で1日3回、1回につき約10秒間モニター機に映像を表示で最大24か月です。
(「ドアホン電池セーブ」を「標準」に設定すると、電池寿命は最大6ヶ月、「ドアホン電池セーブ」を「セーブ1」に設定すると、電池寿命は最大12ヶ月)
電池寿命が24か月なら許せる!
ワイヤレスインターホンの口コミ
古いドアフォンからの交換です。
取り付けは簡単で、玄関子機は元々付いていた他メーカーの金具にそのままネジ止めできました。
呼び出し音、通話音量ともに調整できます。
カメラの向きも上下左右に変えられます。(斜めは不可)
夜間は自動で照明が点灯しますが、お客様には眩しい思いをさせてしまいます。(OFFにできます)
画像は十分に綺麗ですが、少しカクカク感があります。
呼び出し音が鳴ってから画像表示に体感で2、3秒かかります。せっかちな人は留意してください。
電池残量の確認もでき、残量が少なくなると交換を促してくれるようです。
厚さ18cmのコンクリートの壁越しでも大丈夫でした。
とても良い製品で私はとても満足しています。面倒な工事は避けたいけど、モニター付きドアホンに変えたい人にはお薦めです。
引用元:Amazon