コンセント・スイッチ・配線器具

エアコンのコンセントは専用電源!

エアコンのコンセントは専用電源(単独回路)にしてください。

エアコンのコンセントは専用電源が基本

家庭用エアコンの電気容量は、8畳用の場合、
約600~700W、12畳用の場合は1100W~1200Wです。

電気機器としては、容量が大きいですね。

この容量は平均した時の容量で、起動時にはもっと上がります。

なので、他の機器と一緒の電源にすると、
容量オーバーでブレーカーが落ちる可能性があります。

ブレーカーは20A以上電流が流れると落ちます。

8畳用のエアコンは6~7A電流が流れて、これ以外に
例えば、電子レンジが7A、電気ポットが10A電流が流れると、
合計で約24A流れ、ブレーカーが落ちるので、
エアコンのコンセントは専用(単独)電源にします。

エアコンコンセントの形状、種類

エアコンコンセントには、容量によって形状が違います。

100Vと200Vがありますが、100Vでも許容電流値によって、
形状が変わります。

【100V 15Aコンセント】

【100V 15A,20A兼用コンセント】

【200V 15A,20A兼用コンセント】

コンセントは100Vと200Vどちらが良いか?

200Vコンセントのメリットは、大容量のエアコンを設置できることです。
リビングなどの大きい部屋には、200Vコンセントを設置することで、
短時間で空調できるようになります。

寝室や子ども部屋など比較的小さい部屋のエアコンは100Vで十分です。

電気代は100Vでも200Vでも変わりません。
電圧が上がると電流値が下がるので、ケーブルサイズを下げることができます。

200Vコンセントを設置するときに注意が必要なことは、
分電盤に200Vのブレーカーが設置されているかどうかです。

200V回路がない場合、分電盤のブレーカーを200Vに交換する工事が
発生します。

分電盤を見て、ブレーカーに「200V」と表示があるか確認してみて
ください。

無いときは電気工事店に依頼してください。

・リビング(14畳~20畳)は200Vコンセントがおすすめ
・それ以外は100Vコンセントがおすすめ

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