電気料金・節電

オーブンレンジの電気代って高い?各種オーブンを比較!

「温め」から「焼く」までなんでもできちゃうオーブンレンジ。

いろいろな機能があり、料理のバリエーションが増える便利家電です。

オーブンレンジはグラタンやピザを焼いたり、油を使わず揚げ物が作れたり、お菓子作りも楽しめる高性能家電ですが、やはり気になるのは電気代ではないでしょうか。

オーブンレンジの電気代は、消費電力(kWh)×使用時間×電気料金(円)で、計算することができます。

オーブンレンジの消費電力の最大出力が1000~1500Wのものが多いですが、常に最大で使用しているわけではないので、1000Wで電気料金を27円/kWhとすると、1時間使用したときの電気代は27円となります。

メーカー別電気代の比較


メーカーによって電気代は変わってくるのでしょうか?

庫内容量が16Lから18Lのもので年間電気代を比較してみましょう。

オーブンレンジ種類 年間電気代
東芝(ER-V16) 1,960.2円
ハイアール(JM-V16E) 1,965.6円
パナソニック(エレックNE-T15A4) 1,973.7円
シャープ(RE-F161) 1,981.8円
日立(MRO-F5Y) 1,981.8円

メーカーが違っても、ほとんど電気代は変わらないようです。

種類別電気代の比較

オーブンには大きく分けてオーブンレンジ・オーブントースター・スチームオーブンの3つの種類があります。

違いは「食品への熱の伝わり方」なんです。

オーブンレンジ

一般的に一番よく使われていて、オーブン・グリル・レンジの3種類の加熱方法で食品を温めてくれます。
電気代は1時間の使用で27円です。

オーブントースター

食パンを焼くためのオーブンと言った位置づけですが、直火をあてるのでグラタンやピザなど焦げ目をつける料理も可能です。
消費電力は平均して1000Wなので、オーブンレンジと変わらない電気代の1時間27円です。

スチームオーブン

庫内に高温のスチームを発生させて調理することができます。
一般的なオーブンレンジに蒸す機能が追加された感じで、さらに料理の幅が広がります。
消費電力は1400Wが主流なので、電気代は1時間37.8円です。
オーブンレンジとオーブントースターは消費電力が一般的に1000Wに対しスチームオーブンは1400Wなので、比較するとスチームオーブンはちょっとだけ電気代が高くなります。

オーブンレンジの節約方法

便利なオーブンレンジですが、少しでも電気代を節約したいですよね。

節約になる使い方をご紹介します!

余熱を利用する!

メイン料理の加熱が終わった後も、庫内にはまだ熱が残っています。
これをうまく使って付け合わせの野菜などの調理ができます。
野菜をアルミホイルに包んでオーブンに入れれば、余熱だけで簡単にもう一品完成します。
使い方ではないですが・・・

古いオーブンレンジは買い替える

今の機種は昔の物に比べて短い時間で効率よく温めたり調理したりすることができます。
性能も良く価格も以前より高価でなくなっているので、この際買い替えるのも節約になるかもしれません。
また、必要以上に大きなサイズのオーブンレンジを適正サイズに買い替えたり、オーブン機能を使わない人は電子レンジに買い替えたりするのも電気代の節約になります。

電力会社を変えてみる

オーブンレンジに限った節約ではありませんが、電力の自由化で電力会社を自由に選ぶことができるようになりました。
プランもいろいろあるので、自分に合った電力会社を見つけて乗り換えることで、月々の電気代の節約になります!

まとめ

年々性能もよく多機能になり、とっても便利になったオーブンレンジ。

一番心配だった電気代は、思ったより高く安心した方も多いのではないでしょうか。

メーカーによる大きな違いもなさそうです。

それでも効率よく調理に利用し、電気代は節約したいものですね。

この際、買い替えや電力会社の乗り換えも検討してみてくださいね。

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