電力会社を変更するときはスマートメーターが必要です。
スマートメーターとは
スマートメーターとは、情報通信機能を搭載している高機能電力メーターです。
いままでの電力メーターは電力量計でしたが、最近はスマートメーターに交換が
進んでいます。
スマートメーターには、情報通信機能がありますので、電力会社とリアルタイムで
交信することが可能で、毎日30分単位の電気使用量を確認できます。
スマートメーターは2023年までに全世帯に設置される予定です。
スマートメーターの交換方法
スマートメーターの設置は、業者が無料で行ってくれます。
東京電力では、2020年度までにサービスエリア全てにスマートメーター
を設置します。
スマートメーターに交換するときは、原則停電なしでできるようです。
やむおえず停電工事になる場合は、事前に電力会社からお知らせが来ます。
また室内に立ち入ることもなく、留守中でも工事可能です。
スマートメーターのメリット、デメリット
メリット
・スマートメーターを設置すると、消費電力をスマホやパソコン
などの端末から30分おきにチェックすることが可能となります。
・今後、詳細な電力使用量のデータが集まってくると、10~15%
の節電効果が出る試算が出ています。
・自動で検針できるので、検針員の巡回が不要となる。
・計量部と通信部と端子部が別々になっているため、メーター交換を行う際
ケーブルを外すことなく、計量部のみ交換できます。
デメリット
・通信機能のハッキングなどが行われることで、お客様の
個人情報が漏えいしてしまう可能性があります。
・電磁波による健康被害(科学的な根拠は不明です。)