プルボックスの防水仕様の説明と取付方法です。
図面ではWPと記載があります。
防水プルボックスとは
主に屋外や地下ピットなどに設置するプルボックスで下記の条件を満たすプルボックスです。
①防雨性を有するものとし、雨水の溜まらない構造とするもの
②本体とフタの間には、吸湿性及び吸収性が少なく、かつ劣化しにくいパッキンを設けるもの
③フタの止めねじ及びプルボックスを固定するためのボルト、ナットは、プルボックスの内部に出ない構造とする。
ただし、長辺が 200mm 以下のものは、この限りでない。
④ふたの止めねじは、ステンレス製とする。
⑤鋼板製プルボックスは、亜鉛メッキによる防錆処理を施したものとする。
強電用はアースターミナル付きとし、接地を取ります。
防水プルボックスの材質
防水プルボックスの材質は主に3つあります。
それぞれに特徴があるので、使用場所、用途に合わせ使い分けます。
①溶融亜鉛メッキ製(どぶ付け)プルボックス
【対候性:〇、価格:◎、施工性:◎、耐久性:〇】
②ステンレス製プルボックス
【対候性:◎、価格:△、施工性:△、耐久性:◎】
③樹脂製プルボックス
【対候性:◎、価格:〇、施工性:◎、耐久性:△】
防水プルボックスの施工方法
①プルボックスは、点検できない場所に設けてはならない。
②プルボックス又はこれを支持する金物は、スラブ等の構造体につりボルト、ボルト等で取付ける。
なお、つりボルト、ボルト等の構造体への取付けは、あらかじめ取付用インサート、ボルト
等を埋込む。ただし、やむを得ない場合は、必要な強度を有するあと施工アンカーを用いる。
③プルボックスの支持点数は、4 箇所以上とする。
ただし、長辺の長さ 300mm 以下のものは 2箇所、
200mm 以下のものは 1 箇所とすることができる。
④プルボックスを支持するボルトは、呼び径 9mm 以上とし、
平座金及びナットを用いて取付ける。
⑤プルボックスを支持するためのボルト、ふたの止めねじ等のプルボックス内部への突起物は、
電線の損傷を防止するための措置を施す。
ただし、電線を損傷するおそれがないように設けた場合は、この限りでない。
⑥プルボックス底部には水抜き穴を空け、水が入っても抜けるようにする。
⑦溶融亜鉛メッキ製プルボックスを加工した箇所はローバル処理を行い、さびないようにする。
⑧プルボックスを壁に取付けた場合、壁とプルボックスの廻り(3方)をコーキングする。
下部はコーキングしない。