あやしい勧誘や宗教勧誘、知らない人が来た時など
直接話をしたくなかったらカメラ付きインターホンがおすすめです。
インターホンはモニター親機とカメラ玄関子機で構成
インターホンはモニター親機とカメラ玄関子機(ドアホン)の1対とワイヤレスモニター子機で構成されています。
モニター親機は室内にあり、受話器やマイクで会話するもので、カメラ玄関子機(ドアホン)は玄関などの外に設置し、呼び出しボタンを押し、会話をします。
カメラ玄関子機にはカメラが付いており、誰が来たか分かるようになっていて、録画機能が付いています。
インターホンには、有線タイプとワイヤレスタイプがあります。
有線タイプはモニター親機とカメラ玄関子機(ドアホン)が配線でつながっています。
今回は有線タイプのインターホンを交換する方法です。
インターホンの交換方法
【必要な工具】
プラスドライバー、マイナスドライバー、ペンチ、ニッパ、ビニルテープ
【モニター親機】
①古いモニター親機の撤去します。
モニター親機には、制御線と電源線(100V)が接続されています。
制御線は2芯接続されていますので、マイナスドライバーで配線を外せるようになっているくぼみを押し、配線を引き抜きます。
電源線はコンセントに差し込んであるタイプならコンセントから引き抜くだけで良いです。
電源線が直接モニター親機に接続されている場合は、危険ですので、分電盤のブレーカーをOFFにしてから、
制御線と同様にマイナスドライバーで配線を外せるようになっているくぼみを押し、配線を引き抜きます。
配線を引き抜いた先端の芯線部分はブレーカーをONにすると100Vが充電されますので、触ると感電します。
※注意:電源線を扱う工事は電気工事士の資格を持った人しかできません。電気工事店に依頼しましょう。
↓
②新しいモニター親機を取付けます。
100V電源をコンセントタイプならコンセントに差し込みます。
電源線が直接モニター親機に接続するタイプなら電源線を本体にブレーカーをOFFにしてから接続します。
※注意:この場合も電気工事店に依頼しましょう。
制御線をモニター親機に差込みます。
【カメラ玄関子機】
①古いカメラ玄関子機を撤去します。
カメラ玄関子機は制御線(2芯)のみ接続されています。1本づつニッパかペンチで切断するか、マイナスドライバーで配線を外せるようになっているくぼみを押し、配線を引き抜きます。
古いカメラ玄関子機を撤去します。
↓
②新しいカメラ玄関子機を設置します。
取付けカバーを古いカメラ玄関子機が付いていたビス穴にビスで固定します。
制御線をカメラ玄関子機に差込みます。
取付けカバーにカメラ玄関子機本体を取付ければ完成です。
インターホンに使用する配線の種類
新たに配線する場合は、
モニター親機~カメラ玄関子機までの配線を
インターホン用平行2線式ケーブル単芯線:Φ0.65~Φ0.9、またはAE0.65-2C、AE0.9-2Cで行います。(配線距離100mまで100m以上になる場合はΦ1.2を使用します)
モニター親機の電源線はVVF1.6-2CまたはVVF2.0-2Cを使用します。(配線距離が長い場合は2.0を使用します)
おすすめのインターホン
【パナソニック ワイヤレスモニター付きテレビドアホン VL-SWE210KL】
・カメラ玄関子機の「呼出ボタン」が押されると、LEDライトが自動で点灯し約50cm先までカラーで確認ができ、誰が来たか夜間でもわかります。
・モニター親機に、1件あたり8枚の連続画像を最大50件まで録画可能で、留守中に誰が来たかわかります。
・持ち運び便利なワイヤレスモニター子機付きで、ワイヤレス子機は寝室などに
置いておけばリビングに設置しているモニター親機まで行かずに対応でき便利です。
また室内通話、玄関のモニター、録画の確認が可能です。
モニター親機とワイヤレスモニター子機の間に障害物がない場合、
約100 m以内の距離で使えますので、1階にモニター親機があり、
ワイヤレスモニター子機を2階に置いても使えます。
(注:建物の構造や周囲環境によっては、電波の届く距離が短くなります。)