圧着スリーブ・圧着端子

圧着端子の使い方、種類、サイズ

圧着端子の使い方、種類、サイズです。

圧着端子の使い方


圧着端子は電線をブレーカーや機器に接続する時に使用します。

電線にはVVFケーブルなどの単線、CVケーブルなどのより線(スケア線)がありますが、より線を接続するときに圧着端子を使用します。

使い方は、
①圧着端子のサイズを選ぶ:電線のサイズと接続機器のボルト径に応じて圧着端子のサイズを選択します。

②圧着端子を取り付ける:電線の心線に圧着端子をかぶせます。

③圧着工具のダイスを選ぶ:電線にかぶせた圧着端子を圧着工具のダイスのサイズに合わせて
選びます。

④圧着工具のハンドルを握って圧着端子をつぶす:圧着端子に圧着工具のダイスを当てて、
ハンドルを強く握ると自然と開きます。それで圧着は完成です。

⑤圧着端子に圧着マークがはいったか確認する:しっかり圧着端子が潰れているか確認し、
圧着工具のダイスにある圧着マークが圧着端子に刻印されているか確認します。

⑥圧着した後は圧着端子に絶縁処理を行う:圧着端子に絶縁キャップをかぶせます。

電線と圧着端子との接続点に張力が加わらないように次の事に注意します。
・電線に適切なたるみを設ける
・電線が太い場合は、くせ取りをするスペースを見込む
・電線がケーブルの場合は、端末処理のスペースを見込む

圧着端子の種類

【裸端子】
・R端子(取付孔が一つの裸端子)
・RD端子(取付孔が二つの裸端子)
・CB端子(取付孔が一つのブレーカー用裸端子)
・Y端子(Y型の裸端子)

圧着端子のサイズ

圧着端子のサイズは、電線の太さと端子の穴の大きさで選びます。

【R形圧着端子】

呼び 電線抱合容量(mm2)
1.25-3 0.25~1.65
1.25-4
1.25-5
2-4 1.04~2.63
2-5
2-6
2-8
3.5-4 2.63~4.6
3.5-5
3.5-6
3.5-8
5.5-4 2.63~6.64
5.5-5
5.5-6
5.5-8
5.5-10
8-5 6.64~10.52
8-6
8-8
8-10
14-5 10.52~16.78
14-6
14-8
14-10
14-12
22-6 16.78~26.66
22-8
22-10
22-12
38-8 26.66~42.42
38-10
38-12
60-8 42.42~60.57
60-10
60-12
100-10 96.3~117.2
100-12
100-16
100-20
150-10 117.2~152.05
150-12
150-16
150-20
200-12 192.6~242.27
200-16
200-20
200-24
200-27
250-12 250
250-14
250-16
325-16 242.27~325
325-18
325-20
325-22
325-24
325-27



【RD形圧着端子】

呼び 電線抱合容量(mm2)
38-10 26.66~42.42
38-12
60-10 42.42~60.57
60-12
60-14
100-10 96.3~117.2
100-12
100-14
150-12 117.2~152.05
150-14
200-12 192.6~242.27
200-14
250-12 250
250-14
325-12 242.27~325
325-14

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