照明器具、引掛シーリングローゼットの取付方法です。
照明器具の取付方法と接続
・照明器具(40W-2灯用相当以上)は、スラブその他の構造体に、
呼び径9mm以上の吊りボルト、ボルト等で取付けます。
あらかじめインサートを入れておくのが理想だが、
やむおえない場合は後打ちアンカーを用います。
・一般形のダウンライトは本体に付いている、
バネ、器具取付金具で天井ボードに固定します。
器具質量が1.5kgを超え、3kg以下の場合はチェーン、
ワイヤー等で脱落防止処置を行います。
器具重量が3kgを超える場合は、
呼び径9mm以上の吊りボルトで取付けます。
・端子台が付いているダウンライトにケーブルを
接続する場合はIVが露出しないよう、できるだけ
外装の被覆を剥きすぎないよう注意します。。
・埋込形照明器具は、断熱材等により
放熱を妨げることのないよう取付けます。
埋め込みライトバーの場合
ライトバーもLED(ライトバー)と外側の本体の2つのパーツがセットに
なります。
40W-2灯用以上のタイプは躯体からのボルトで照明器具を吊ることになりますので、
天井躯体に事前にインサートまたはアンカーを入れておきます。
①電源ケーブルを分電盤から配線します。
↓
②天井下地(LGS等)を組んだら、下地材に墨を出し、ライトバーに干渉する
部分にペイントマーカー等で表示します。
↓
③天井下地の開口補強(建築工事が主)をします。
↓
④ 天井のボードを貼ったら、ボードに開口の墨を出し、ボードを開口します。
工事区分を確認し、ボード開口が建築工事であれば、墨出しまでとします。
↓
⑤事前に入れておいたインサートまたはアンカーから全ネジボルトを吊ります。
↓
⑥照明器具(本体)を全ネジボルトにナット、ワッシャで固定します。
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⑦ケーブルの被覆を剥き、ケーブルをライトバーに接続します。
(ケーブルの被覆を剥きすぎないようにします。
剥きすぎると照明器具の外側にIV部分がはみ出てしまいます。)
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⑧ライトバー部分を本体に取付けます。
ライトバー露出型の場合
40W-2灯用以上のタイプは躯体からのボルトで照明器具を吊ることになりますので、
天井躯体に事前にインサートまたはアンカーを入れておきます。
①電源ケーブルを分電盤から配線します。
↓
②天井下地(LGS等)を組んだら、下地材に墨を出し、下地材に穴を開け
ケーブルをボードを貼った後に取り出せるようにします。
↓
③ 事前に入れておいたインサートまたはアンカーから全ネジボルトを吊ります。
(天井下地材から金物でCチャンを取付けボルトを吊る方法もあります。)
↓
④ボードを貼ったら、照明器具を取付け、ケーブルを接続します。
LEDダウンライトの多くはLEDが付いている本体と電源装置が分けれています。
電源装置とLED本体の組み合わせで昼白色、電球色、温白色などの色、
明るさを選ぶことが出来るからです。
ダウンライトの場合
①電源ケーブルを分電盤から配線します。
↓
②天井下地(LGS等)を組んだら、下地材に墨を出し、ダウンライトに干渉する
部分にペイントマーカー等で表示します。
↓
③天井下地の開口補強(建築工事が主)をします。
↓
④天井のボードを貼ったら、ボードを開口します。
(ダウンライトの開口Φ数を機器図、施工図を見て確認します。)
ボード開口はフリーホルソーを使用すると、早く、きれいにできます。
また、ボードの粉も落ちませんので非常に便利です。
↓
⑤ケーブルの被覆を剥き、ケーブルをダウンライトに接続します。
(ケーブルの被覆を剥きすぎないようにします。)
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⑥ダウンライトを開口した穴に入れます。
(ダウンライトに取付け用のバネがありますので、開口した穴にダウンライトを
入れるだけで固定されます。)
引掛シーリングローゼットの取付方法
・木造住宅の場合は、野縁等の補強材を天井裏にしこみ、
その部材に木ビスで取付ける。
・マンション等の場合は、スラブその他の構造体に、
呼び径9mm以上の吊りボルト、ボルト等でアウトレットボックスを
取付、そのボックスに引掛シーリングローゼットボディを取付ける。
・住宅の居室内で引掛シーリングライトを用いて直付け
照明器具を取付ける場合、耐熱形引掛シーリングを用いる。
・引掛シーリングローゼットをアウトレットボックス(塗り代カバーを含む)
に施設する場合は、金属製のものを用いること。