家庭でできる節電方法です。
家電の節電方法
エアコンの節電方法
・エアコンのフィルターを2週間に1回程度は掃除する。
(年間約910円の節約になります。)
・設定温度を控えめにする。(暖房時に設定温度を1℃調整すると、
10%の消費電力を抑えることができる。年間約1830円の節約になります。)
・扇風機やサーキュレーターを併用して設定温度を控えめにする。
(暖房時は扇風機、サーキュレーターを上向きにし、
微風で部屋上部の暖気を下ろすようにする。)
・オフシーズンはコンセントのプラグを抜いておく。
・室外機の吹き出し口に物を置かない。(冷暖房の効率が落ちる)
・家に帰ったら、まず換気をしてからエアコンをつける。
・カーテンをして窓からの熱を遮蔽する。
冷蔵庫の節電方法
・設定を「強」から「中」に変える(この時、冷蔵庫の温度は1〜2℃、
冷凍庫温度は2〜2.5℃上昇する。)
・扉の開け閉めの回数を減らす(在庫をメモしておく)
・食品を入れすぎない(冷気の循環を良くするため、6〜7割程度にしておく)
・引き出し式冷凍庫は隙間なく食品を入れる。
(食品同士が保冷し合うので、ドアを開け閉めしたときの温度上昇を抑えることができる。)
・冷蔵庫庫内にビニールカーテンを取り付け、冷気を逃がさないようにする。
・食品を冷ましてから入れる。
・放熱を良くするため、冷蔵庫の上や横に物を置かない。
テレビの節電方法
・画面の輝度を省エネモードにし、見ていない時はこまめに消す。
・見ない時は主電源を切る。
照明器具の節電方法
・白熱電球や蛍光灯をLEDランプに交換する。
・調光ができる器具は、明るさを落とす。
・こまめに電気を消す。
電気便座
・長時間使わない時はコンセントプラグを抜く。
・タイマーなどの節電モードを利用する。
・便器のフタを閉める。
電気ポット
・沸騰時の消費電力が大きいので、ガスコンロで沸かしてからポットに移す。
・魔法ビンタイプの電気ポットを使う。
・外出時はコンセントプラグを抜く。
炊飯器
・1日分の炊飯は1回で済ませ、残りを冷蔵庫に保管し、電子レンジで温めて食べる。
(4時間以上の保温は炊飯1回分以上の消費電力量になる。)
待機電力を抑える
待機電力は意外に気づかないうちに使われています。
外出中の世帯で、待機電力は平均で約340Wの電力を使用しています。
家電の主電源はこまめに切流。スイッチ付きのコンセントなどを利用すると
便利です。
省エネ家電を使う
省エネ家電とは、エネルギー消費を抑えた家電製品のことです。
年々、家電の性能は良くなっています。
例えば、冷蔵庫は10年前の物と
現在の物を比較すると、消費電力量が約半分になっています。
古い家電を使い続けると電気代がかかってしまいます。
(エアコンは10年前と比べて、約5%消費電力量が低くなっている。
買い替えはあまり効果がない。)
家庭の消費電力量の比率は、1位冷蔵庫14.2%、2位照明器具13.4%、
3位テレビ8.9%、4位エアコン7.4%、5位電気便座3.7%
となっています。(経済産業省 資源エネルギー庁ホームページより)
比率の高い、冷蔵庫や照明器具やテレビを省エネ家電に買い替えると
電気代を抑える効果が高いです。
契約電流の見直し
契約電流を低くすると、基本料金が安くなります。
契約種別 | アンペアブレーカーの色 | 単位 | 料金(税込) |
---|---|---|---|
10A | 赤色 | 1契約 | 286円00銭 |
15A | 桃色 | 〃 | 429円00銭 |
20A | 黄色 | 〃 | 572円00銭 |
30A | 緑色 | 〃 | 858円00銭 |
40A | 灰色 | 〃 | 1,144円00銭 |
50A | 茶色 | 〃 | 1,430円00銭 |
60A | 紫色 | 〃 | 1,716円00銭 |
家電があまり多くなく、オール電化でなければ契約電流を
見直して、基本料金を安くする方法もあります。