あなたのご家庭のエアコン代はいくらぐらい
かかっているでしょうか?
出来れば、なるべく安く抑えたいのがエアコン代です。
今回はご家庭でのエアコン使用時にかかる電気代を、
少しでも安く抑える方法をご紹介しますよ。
エアコン代はどれくらいかかるの?
実際にご家庭でエアコンを使った際には
どれくらいの電気代がかかるのでしょうか?
資源エネルギー庁が行った、
平成22年度省エネルギー政策分析調査事業
「家庭におけるエネルギー消費実態について」の資料によると、
家庭における1年間の電気代を100%とした時に、
エアコンが占める割合は、7.4.%とされています。
実際の金額の目安もご紹介しておきます。
6畳用:16,000円
8畳用:18,800円
10畳用:20,000円
12畳用:28,000円
20畳用:52,000円
契約している電気会社でも異なりますが、
一般的には1年間でこれくらいの電気代がかかると言われています。
ただし、このエアコンの電気代は設定次第で、
かなり変化があるのです。
資料引用元:
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/more/pdf/h22_bunsekityosa.pdf
エアコン運転時、室内温度の目安は夏は28度、冬は20度
エアコンをなるべく電気料金を押さえて使用する際に、
最も重要になるのは「設定温度」です。
夏のクーラーの場合は28度に、
冬の暖房の場合は20度に設定するのが、
最も電気代が安くなると言われています。
温度を1度変えるだけで、電気代は約10%も
変化すると言われているのです。
エアコンの電気代を節約しながら快適に過ごせるエアコンの使い方
エアコンの電気代を極力節約しながら
使う方法は他にもあるので見ていきましょう。
①自動運転を使ってみる
1つ目のポイントは、「自動運転機能の活用」です。
最近のエアコンの自動運転は、
極力電気代を安く抑えられるように設定してあります。
積極的に活用してみましょう。
②風向きを調整してみる
2つ目のポイントは、「風向きを調整してみる」です。
夏のクーラーの場合は、風向きを水平にしてみましょう。
逆に冬の暖房の場合は、風を下向きにするのが効果的です。
空気は冷たい方が下に溜まり、温かい方が上に溜まってしまう為です。
③フィルターの清掃をこまめにしてみる
3つ目のポイントは、
「フィルターの掃除をこまめにすること」です。
理想は1ヶ月に1度のフィルター掃除をすることが一番です。
電気代を5~10%も抑えることが可能です。
エアコンの掃除は簡単!家にあるものでエアコンを自分で掃除する方法
④室外機のケアをしてみる
4つ目のポイントは「室外機のケアをすること」です。
室外機は夏であれば直射日光を遮る工夫をしているでしょうか?
周りに物を置いたりしていないでしょうか?
室外機が上手く機能していなければ、エアコンの能力を下げてしまいます。
エアコンの使い方以外で電気代を節約できる方法!
エアコンは「使い方以外」でも電気代を節約することが出来ます。
そのポイントを見ていきましょう。
①エアコンを買い替える
1つ目のポイントは、「エアコンを買い替える事」です。
エアコンは最新式の方が電力消費量が少なくなっています。
10年前のものと比べると、10%以上も電気代が変わるのです。
②サーキュレーターを併用してみる
2つ目のポイントは、
「サーキュレーターを併用する事」です。
エアコンの風は室内でムラになりがちです。
サーキュレーターを同時活用してそのムラを無くすだけで、
電気代の節約に繋がるでしょう。
③窓の断熱対策をしてみる
3つ目のポイントは
「窓の断熱対策をすること」です。
夏場であれば、きちんとした遮光カーテンで
日差しが入ることを防ぎましょう。
冬場であれば、厚手のカーテンで
気が逃げないようにすると効果的です。
まとめ
というわけで、今回はご家庭のエアコン代を
少しでも安くする工夫の仕方やポイントをご紹介してきました。
温度設定はかなり重要なので、すぐに取り組んでみましょう。
また、その他の工夫も一緒に取り入れることで、
弱めの冷房暖房でも、十分に快適に過ごせるようになります。