「エアコンを掃除したい」けど掃除の仕方が分からないと悩んでいる方もいらっしゃると思います。
結論、エアコンの掃除はそんなに難しくありません。
エアコンを掃除すると、電気代の節約やエアコンの機能向上、部屋の環境も良くなります。
家の用具で誰でも簡単に掃除ができるので、ぜひ参考にしてみてください。
エアコンの掃除は大事
エアコンの掃除はとても大事です。
フィルターのホコリや汚れを取ることでエアコンから出る風が強くなったり、電気代の節約にもなります。
また、フィルターにホコリが詰まっていると、エアコンから風が出ると同時にホコリも一緒に出ているので部屋の環境も悪くなるのです。
エアコンの掃除は難しくはないので、自分で掃除をしてみましょう。
業者に頼むとお金がかかる
一般的に設置してあるのは壁掛けルームエアコンです。
壁掛けルームエアコンを業者にクリーニング依頼すると8000〜10000円の費用がかかります。
業者はフィルターの掃除、エアコン内部のファンや熱交換器のクリーニングをしてくれます。
自分で内部のファンや熱交換器のクリーニングはできませんが、フィルターの掃除は誰でも簡単にできます。
フィルターを掃除するだけなら家にある用具で行えるので、費用はかかりません。
これからエアコンの掃除の仕方を詳しく説明します。
エアコンを掃除するための用具
まず最初にエアコンを掃除するにはどんな用具が必要なのか説明します。
必要する用具は
・掃除機(小さいホウキでも可)
・雑巾やタオル
・ブラシ(歯ブラシでも可)
・水で薄めた洗剤(マジックリン・台所用洗剤))
エアコンを掃除するには上記の用具が必要です。
次に掃除の手順と掃除の仕方を説明します。
電源コンセントを抜く
まず初めにエアコンの電源プラグをコンセントから抜きます。
なぜ抜くかと言うと、漏電を防ぐためです。
怪我や火災を防ぐために、絶対に電源プラグを抜きましょう。
エアコン本体の上部を拭く
次にエアコン本体の上部を拭きます
拭く前にホウキやハンドモップでホコリを落としてから拭いてください。
ホコリを落としたら、雑巾やタオルに水で薄めた洗剤を付けてエアコン本体の上部拭きます。
この際にエアコンに直接洗剤を吹き付けたりしないでください。
直接吹き付けてしまうとエアコンの中まで洗剤が染み渡り、エアコン内にある電子部品の故障につながります。
エアコン本体を拭く時は、タオルや雑巾に洗剤を染み込ませて拭きましょう。
順番にフロントパネル、風が出る吹き出し口を拭いてください。
エアコンフロントパネルを開ける
次にエアコン内の掃除に移ります。
エアコン内の掃除をする時はフロントパネルを開けなければなりません。
エアコンの多くは、フロントパネルの下部をゆっくり引っ張りながら持ち上げると開きます。
フロントパネルを開ける際、強い力で引っ張ると壊れる可能性があるので、ゆっくりと引っ張ってください。
機種によってフロントパネルの開け方が変わりますので、取扱説明書をしっかり読んで開けましょう。
エアコン内のフィルターを掃除する
フロントパネルを取り外したら、フィルターが見えると思います。
フィルターにホコリが溜まっているので、掃除機でホコリを吸っていきます。
あまりホコリが付着していない場合は取り外して掃除しても大丈夫です。
フィルターを取り外して掃除する
フィルターのホコリをある程度掃除したら、フィルターを取り外して掃除します。
取り外したら掃除機でフィルターのホコリが無くなるよう掃除してください。
この際フィルター裏を掃除機で吸うと、ホコリがフィルターが詰まる可能性が高いので、表面を吸ってください。
フィルターを水洗いして乾燥させる
フィルターのホコリが無くなるまで掃除したら、フィルターを洗ってください。
フィルターの裏面をシャワーの水圧で水洗いします。
フィルターの表面からシャワーを当てると、残りのホコリが詰まるので、必ず表面をシャワーで当て水洗いして下さい。
掃除機で吸う時と逆なので、充分注意してください。
シャワーで落とせなかった汚れやホコリは、ブラシや歯ブラシで優しく取りましょう。
フィルターがキレイになれば乾燥していきます。
フィルターの水気をしっかり取り、立てかけて充分乾燥してください。
充分乾燥していなかったら、カビや匂いの原因になるので、しっかり乾燥することが大事です。
しっかり乾燥したら、フィルターを付けて、フロントパネルを閉めたら掃除完了です。
この6工程が自分でできるエアコン内の掃除です。
どのくらいの頻度で掃除すればよいのか？
実際にエアコンの掃除はエアコンの使う頻度で決まります。
夏や冬のエアコンを使用している期間は1ヶ月に一回フィルターを掃除することをおすすめしています。
春や秋のエアコンを稼働させていない期間は、3ヶ月に1回掃除することがおすすめです。
1ヶ月に一回の掃除ならそこまで憂鬱になりませんよね。
この記事を機にエアコンを掃除して、電気代の節約やエアコンの機能を向上させてみてください。
エアコンを掃除する際の注意点
エアコンは基本的に自分の背より高い所にあります。
掃除する際は椅子など置いて、作業しやすい環境で掃除しましょう。
また、作業する際にエアコン内の熱交換器やファン、電源線や銅管には触れないでください。
勝手に何もわからず触ってしまうと、エアコンが壊れてしまいます。
自分で掃除する際は、フィルターだけにしておきましょう。
まとめ
今回は自分でエアコンを掃除する方法について紹介しました。
結論、エアコンの掃除は自分でも簡単にできます。
家にある生活用品で掃除できるので、費用もかかりません。
エアコンを掃除すると電気代の節約やエアコン機能の向上（風が強くなる）、部屋の環境が良くなるといったメリットもあります。
しかし、エアコン内の電子部品を間違って触ると、エアコンの故障にも繋がります。
自分で掃除する際は、「フィルター」だけ掃除するのがおすすめです。
この記事を機に、ぜひ自分でエアコンの掃除を行ってみてください。