片切、3路、4路、調光スイッチの回路の説明と回路図です。
片切スイッチ回路
最も一般的なスイッチで、1箇所のみで照明などを入切するスイッチのことです。
回路図を見るとわかるように、1線のみを入切りするので片切スイッチと言います。
対して、2線とも入切りするスイッチのことを「両切りスイッチ」と言います。
両切りスイッチは200V回路に使われることが多いです。
3路・4路スイッチ回路
【3路スイッチ】
3路スイッチとは、1つの照明を2箇所の場所で点滅できるスイッチです。
住宅で言うと、階段の照明を1階と2階で点滅させるスイッチ、
住宅以外なら、居室の入り口が2つある場合にどちらの入り口でも
点滅できるスイッチとなります。
【4路スイッチ】
4路スイッチとは、3路スイッチと組み合わせて3箇所以上から入切りできる
ようにするスイッチです。
調光スイッチ(ライトコントロール)
調光スイッチは照明器具の明るさを調整できるスイッチで、
ロータリー式とスライド式があります。
調光できる範囲は照明器具の性能によって異なりますが、ツマミを調節して
明るさを変化させます。
ムード演出用として、また省エネ目的としても使用できます。
【回路図】
調光するためには、照明器具は調光タイプの器具を選び、
調光用の配線(主にCPEVケーブル)が必要です。
また、LED照明器具であれば、LED用のスイッチを選んでください。
調光する照明器具の台数によって調光スイッチの大きさが
1個用スイッチボックスか2個用スイッチボックスになりますので注意が必要です。