ハンドホールの施工方法

ハンドホールの施工方法、種類、蓋、ベルマウスなど
付属材料のまとめです。




ハンドホールとは


屋外の地中埋設配管は30m毎に1箇所通線用として、
ボックスを設けなければなりません。
地中埋設の場合、プルボックスを地中に埋設することはできませんので、
ハンドホールを設置します。

ケーブルをジョイントするときも、管路内では、ジョイントできないので、
ハンドホールを設け、ハンドホール内でジョイントします。

ハンドホールの種類

ハンドホールには、工場で製作するブロックハンドホールと現場で型枠を組み、
鉄筋を入れ、コンクリ―トを打設して作る現場打ちハンドホールがあります。
また、設計荷重、サイズによって、いろんな種類のハンドホールがあります。

ハンドホールの蓋


ハンドホールの蓋は丸蓋、角蓋があります。一般には丸蓋が多く使用されています。
舗装の道路、植栽部などは一般の蓋を使用しますが、インターロッキングなど
の歩道部は化粧蓋を使用します。

蓋には荷重区分があり、大型車両が通行する道路は重耐重、
一般車両が通行する道路は
中耐重蓋を使用するなど決まりがあるので、現場の仕様を確認しよう。

ハンドホールの加工

ブロックハンドホールは工場で製作し、現場に搬入し設置します。
現場でコアを使用し、穴を空け、配管を接続する方法もありますが、
あまり効率の良い施工方法とは言えません。

そこで工場で穴あけ加工して出荷する方法があります。
穴あけ加工する場合は、施工図をきっちり精査し、配管本数、
埋設配管深さを決定してから発注しよう。

ハンドホールの配管接続材

ベルマウス


ハンドホールにFEP管を取付けるときに、ケーブルを引込み外傷防止、
外観の仕上げのためにベルマウスを取付けます。

ベルマウスをねじ込み、ベルマウスとハンドホールのモルタル、
エポシキパテ等で仕上げます。

品 番 外径DT(約mm) 内径d(約mm) 長さL(約mm)
Φ30 50 26 40
Φ40 65 36 50
Φ50 78 45 60
Φ65 97 60 75
Φ80 115 74 85
Φ100 144 93 105
Φ125 176 116 130
Φ150 205 141 150
Φ200 272 189 185


PLジョイント(PL工法)


・ベルマウスよりも施工が簡単で、止水性が良い製品で、ハンドホール内部がきれいに仕上がります。
材料費はアップしますが、取付作業が簡単なので施工箇所が多い程コストダウンを計れます。
・ストパック社製 2100アクアストップ を止水材として使用しています。
(本素材は非硬化タイプで止水効果は半永久的です。そして人体や環境に対してやさしい(環境負荷が低い)素材です。)
・上記の止水材を含めて全て難燃素材で作られています。
・ハンドホールの内側は、Pマウスが圧着されてきれいに仕上がります。
・ハンドホールの外側は、Pロックを廻して締め付けるだけなので簡単です。
・多くのスパイラル式フレキシブル管に対応しています。

品番 A B C D
Pマウス外径 管材外径 推奨穴径 適用可能
コアピット径
Pロック外径
PLJS 30 74 40 45 43~52 65
PLJS 40 89 54 60 60~65 84
PLJS 50 98 65 70 68~75 98
PLJS 65 123 85 90 90~98 123
PLJS 80 138 102 110 107~113 138
PLJS 100 182 130 135 135~150 174
PLJS 125 213 160 170 165~180 208
PLJS 150 241 189 200 198~208 241

なんでも継手


・工場でハンドホールに受け継手を取り付けておけば、あとはどんなFEP管であっても施工できます。
ハンドホール内の仕上げの手間が省けるので、工期がひっ迫している現場などでは
便利です。ベルマウスよりは材料費はアップします。
・現在市場にある、 すべてのFEP管に対応 (平成22年1月現在)
しており、特殊対応の継手を必要としません。
・耐寒性PPガラス繊維を配合することにより、従来のポリエチレンより大幅に
強度と耐熱性をアップさせております。
・UL規格V-2レベル相当の 難燃性 があります。
・ゴムリングを使用しておりませんので、滑材などを塗布する必要がなく、
ワンタッチで接続することができ、従来品に比べ施工性が大幅にUPしております。
・水膨張不織布を使用した継手で、 止水性を確保しています。
地下水圧に対して十分耐えることのできる値である、
外水圧0.51kgf/c㎡(0.051Mpa/c㎡)5分間保持で漏水はありません。

Aタイプ Bタイプ(通常タイプ)
サイズ 適応削孔径 適応壁厚 適応削孔径
Φ30 Φ47以上 100mm未満 Φ47~Φ50
Φ40 Φ57以上 100mm未満 Φ57~Φ60
Φ50 Φ67以上 100mm未満 Φ67~Φ70
Φ65 Φ86以上 100mm未満 Φ86~Φ90
Φ80 Φ101以上 100mm未満 Φ101~Φ105
Φ100 Φ121以上 100mm未満 Φ121~Φ125
Φ125 Φ153以上 100mm未満 Φ153~Φ160
Φ150 Φ178以上 100mm未満 Φ178~Φ185

※Aタイプ:従来のタイプで、エポキシ樹脂やモルタルで、受け継手をハンドホールに取り付けるタイプ
Bタイプ:エポキシ樹脂など一切必要としない乾式タイプ

ハンドホールの水抜き

ハンドホールの底部には、水抜き穴を設けます。
コンクリート製ブロックハンドホールにはネジ式水抜き穴が
付いているのが一般的ですので、水位が低い地域では、
ネジ式水抜き穴のキャップを外します。

水位の高い地域では、水抜き穴から水が入ってくる可能性があるので、
キャップを付けたままとします。

また、ハンドホール内部の水を排出し、地下水の浸入を防ぐ逆流防止弁もあります。

ハンドホールの施工方法

①ハンドホールのサイズに合わせ、掘削します。
②掘削したら、砕石を厚=100㎜、幅=製品外幅+片側100㎜で敷き、十分に転圧を行います。
③吊具を使ってベースを設置します。
④連結部の止水を考慮する場合はベース凹部に簡易防水材、 ハンドホール用ブチルゴム系シール材を入れます。
⑤スラブを設置します。
⑥耐震性能向上のため、スラブ設置後、連結部を専用連結金具で接合します。
⑦縁塊設置面に均一にモルタル(配合1:3)を敷き、レベル調整を行います。
⑧縁塊を設置します。
⑨耐震性能向上のため、縁塊設置後、連結部を専用連結金具で結合します。

➡FEP管のサイズの選定、施工方法

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