各種電線、ケーブルの絶縁処理方法

各種電線、ケーブルの絶縁処理方法です。




電線のテープ巻き回数


・電線の接続部分の絶縁処理を絶縁テープにより行う場合は、
絶縁テープを半幅以上重ねて2回以上巻く。(4層以上)

・ケーブルの絶縁処理は、ケーブルの種類により違うので、
特殊なものはメーカーに施工方法を確認する。

・ケーブルの絶縁部分の絶縁処理を絶縁テープで行うときは、
絶縁テープを半幅以上重ねて、下記の表の回数以上で巻く。

電線の太さ 絶縁テープ巻回数
2.0mm以下 2以上
5.5~14mm2 5以上
22~60mm2 7以上
100~150mm2 10以上
200以上 11以上

屋外での電線接続方法


電線、ケーブルを屋外、湿気の多い場所、水を使用する場所で接続する場合は、
黒色粘着性ポリエチレン絶縁テープ(エフコテープ2号)、自己融着性絶縁テープ、
電気絶縁用耐燃性ノンハロゲン粘着テープ、電気絶縁用ポリ塩化ビニル粘着テープを
使用するのが望ましい。

【エフコテープの巻き方】

対象物の表面を十分に清浄した後、テープにしわがよらず対象物に密着する程度
(テープ幅が1 ~ 2mm狭くなる程度)に 軽く引っ張りながら接着面を内側に1/2の
重なりで巻き付けます。
引っ張り過ぎるとずれる傾向がありますので、引っ張り過ぎないように注意してください。
寒冷時にご使用の際は室温程度に温めてください。

【エフコテープ1号と2号の違いは?】

エフコテープ1号はブチルゴムを主成分とした粘着材をテープ状にした自己融着テープで、
各種ケーブルの接続部や分岐部でエフコテープ2号が巻きにくい部分への充填用です。
1号を巻いたら必ずその上から2号を巻きます。

エフコテープ2号はポリエチレン基材にブチルゴムを主成分とした
自己融着性粘着材を貼り合わせた高圧絶縁用 テープです。
内線規定の「黒色粘着性ポリエチレン絶縁テープ」に適合しています。

耐火、耐熱ケーブルの接続方法


・耐火、耐熱ケーブルは一般のケーブルと比べ特殊な耐火層(耐火ケーブル)
や耐熱層(耐熱ケーブル)等をケーブルに設けているため、
接続部分は火災時でも絶縁性能を保ち一定時間の通電が維持されなければならない。

なので、内面に耐火性のテープを巻きその外側に絶縁層、保護層を巻付ける方法、
専用の不燃性接続器具による方法等の絶縁処理が行われる。

【耐火ケーブルの接続方法】

①ケーブルをシース、絶縁体、耐火層の順に剥ぎとる。(段むき)

②圧着スリーブにより、導体相互を接続する。
この時スリーブと導体の間に耐火層の破片などが混入していないか確認する。
(スリーブから突き出している導体先端部は、耐火テープ(ガラステープ)
を損傷しないようにサンドペーパーなどを使用して仕上げる)

③耐火テープ(ガラステープ)を亀裂およびすき間がないように重ね巻きし、
巻厚さは約1.3mmとする。
なお、標準としてテープ厚さ0.13mmのものであれば1/2ラップで5層巻きとする。

④黒色粘着性ポリエチレン絶縁テープを1/2ラップで絶縁体厚さの約1~1.5倍とする。

⑤なるべく接続部がボックスに接触しないようにボックス内に入れ蓋を閉じる。

⑥ボックスのケーブル入口部でケーブルとボックスのすき間が大きい場合には、
黒色粘着性ポリエチレン絶縁テープ等で巻きつける。

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