圧着スリーブ 電線、ケーブル

差し込みコネクタの使い方

差し込みコネクタの使い方、取り外し方、注意点などをまとめました。

差し込みコネクタとは


差し込みコネクタとは、電線を接続するときに使用する資材です。

電線の被覆を剥き、差し込みコネクタに芯線を挿入するだけで接続が完了するため、リングスリーブ等で接続するよりも簡単で、作業の省力化を図れます。

樹脂製の外装の中に金属製のスプリングが入っており、中のスプリングで電線をはさんで固定する構造です。

差し込みコネクタでの接続

①シースからのむき出しはボックス上面 から 100mm 程度で十分です。
電線 が長すぎると、結線後ジョイントボック スに収めにくくなることがあります。
圧着スリーブに比べボックス内の電線 余長が短くても結線は容易です。

②電線を必ず規定のむき長さにむき出してください。
突き当てゲージを備えたワイヤストリッパによる作業が最も確実です。
また、コネクタ本体のゲージで確認できます。
●芯線がまっすぐか確認し、曲がった電線は必ずまっすぐにしてください。
●コネクタの奥に突き当たるまでしっかり差し込み目視確認後、
電線を軽く引っ張り、接続を確認します。

③コネクタをボックスに収める際は、コネクタをつかんでねじったり、
引っ張ったりしないでください。電線が抜ける恐れがあります。

●電線を折り曲げるように収めると、小さく収納でき、
再結線や検電作業も容易です。

差し込みコネクタの取り外し方

電線を差し込みコネクタから外す場合は、コネクタをねじりながら、
ていねいに電線を引き抜きます。
再結線の場合は、抜いた電線の先端はキズが付きますので、
その部分はペンチなどで切って、再度被覆を剥き、再接続します。
再結線後、再びボックスに収める時に、すべてのコネクタの接続状態を確認してください。

屋外で差し込みコネクタを使用できるか

差し込みコネクタは屋外で使用できません。
屋内配線用ボックス内で、使用してください。
屋外で接続する場合は、圧着スリーブを使って圧着ペンチで圧着し、
エフコテープとビニルテープで絶縁処理を行います。

より線を差し込みコネクタで接続する場合

単線の場合は直接、差し込みコネクタに電線を差せばよいですが、
より線の場合はそのまま差し込むと芯線が入りませんので、
一度棒端子をより線と圧着してから、差し込みコネクタに差し込みます。

より線をそのまま差し込めるレバー操作タイプもあります。
差し込みコネクタのレバーを押し上げ、電線を差し込んで
レバーを押し下げれば結線完了です。
また、この差し込みコネクタはより線と単線も結線できる優れものです。

3.5mm2まで差し込めるタイプと5.5mmまでのものがあります。

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差し込みコネクタでの事故、注意点

差し込みコネクタに電線を差し込むのが不十分な場合、
発熱し、焼損する恐れがあります。
電線のむき出しをストリップゲージに合わせて行い、
差し込み不良のないように差し込みます。

ジャンクションボックスに差し込みコネクタで接続した大量の電線を
無理矢理押し込めると、電線が差し込みコネクタから
抜ける原因になるので注意しましょう。

もしも焼損した場合は、他の差し込みコネクタの接続の全数確認を行う必要が出てきます。
さらに引き渡した後にこういったことが起きると非常に手間がかかりますし、
お客様にもご迷惑をかけますので、確実に差し込みましょう。

差し込みコネクタの差し込み状況を確認できる
ジョイントボックスの透明なブランクカバーがあります。
これならジョイントボックスにカバーを
掛けても内部を目視で確認できます。

【未来工業製】

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