電気料金・節電

浴室乾燥機の電気代は高い?節約情報

浴室乾燥機(バス乾燥機)の電気代はいくらなのでしょうか。

浴室乾燥機の特徴


浴室乾燥機の正式名称は「浴室換気乾燥機」です。
浴室の「換気」と「乾燥」ができます。
他にも、「暖房」「涼風」「24時間換気」が可能です。

乾燥機能は「衣類乾燥」と「浴室乾燥」があります。

「衣類乾燥」では、天気に関係なく衣類を干すことができます。

また、花粉やPM2.5、黄砂のことを考えずに済みます。

室内干しでは臭いや湿気、見栄えが気になりますが、
浴室乾燥機なら、気にする必要がありません。

「浴室乾燥」では、湿気を取り除くことができます。

浴室のカビ対策で重要なのは、
水分や湿気を放置しないことです。

そのため、湿気を取り除くことが
できる浴室乾燥は、カビ対策に効果的です。

換気扇を回すこともできますが、
換気扇だけでは湿気を出すだけなので、
乾かすまで時間がかかってしまいます。

その点、浴室乾燥では、換気だけでなく暖房もできるため、
しっかりとカビ対策を行うことができます。

今回は、浴室乾燥機の電気代と節約情報をご紹介します。

浴室乾燥機の電気代

計算方法

浴室乾燥機の電気代は1時間約30円です。

洗濯物1kgにつき1時間使用するのが目安です。

そして、1日あたり、1人が
出す洗濯物の量は1.5kgといわれています。

このことから、1人暮らし、2人暮らし、
4人暮らしの1ヵ月(30日)の電気代を計算しました。

1人暮らし:1.5時間×1人×30円×30日=1350円
2人暮らし:1.5時間×2人×30円×30日=2700円
4人暮らし:1.5時間×4人×30円×30日=5400円
4人暮らしでは5000円もかかるのですね。

洗濯乾燥機との比較

洗濯・脱水容量10kg、乾燥容量6kgの洗濯乾燥機と比較します。

ヒートポンプ式で洗濯~乾燥まで行うと、1回約25円です。

ヒーター式では1回約60円です。

1ヵ月使用すると、
ヒートポンプ式:25円×30日=750円
ヒーター式:60円×30日=1800円

乾燥容量6kgは、浴室乾燥機の4人分に値します。

4人暮らしで考えると、
ヒートポンプ乾燥の洗濯乾燥機に比べて、
浴室乾燥機の電気代は7倍以上です。

ヒーター式乾燥と比べても、3倍です。

洗濯乾燥機よりも、浴室乾燥機の
電気代が高いことが分かりました。

しかし、1人暮らしの場合は、
ヒーター式乾燥の洗濯乾燥機よりも、
浴室乾燥機の電気代の方が安いです。

使用人数や機種によっても異なります。

節約方法

洗濯乾燥機よりも電気代が高い浴室乾燥機。
節約方法はあるのでしょうか。

室内干しと併用

上記に記した通り、浴室乾燥機の電気代は
使用する時間が長くなるほど高くなります。

そこで、浴室乾燥機を使う前に、
あらかじめ室内干しをしておき、
ある程度乾かしておく方法があります。

こうすることで、浴室乾燥機を
使用する時間が減り、電気代が安くなります。

最後の乾燥だけ浴室乾燥機に
任せたい時はぜひ使ってみてください。

干し方を変える

洗濯物が密集しているために、
乾かすまでに時間がかかり、
浴室乾燥機の電気代をあげている場合もあります。

このような場合は、洗濯物同士の間隔を開け、
空気が通りやすくする必要があります。

干す際に気を付けるだけでなく、
ホームセンターなどでつっぱりポールを買ってきて、
干す場所を増やす工夫もできます。

夜間に使用する

電気を夜間に使用すると安くなる
電気プランに入っている家庭も
あるのではないでしょうか。

そのような家庭は、浴室乾燥機を
夜間に使用することで、
電気代を抑えることができます。

メンテナンスを行う

浴室に水分がついたまま浴室乾燥機
を使っていませんか。

浴室乾燥機は、浴室が乾燥していないと
長時間の使用が必要になります。

そのため、まずは浴室の換気が必要です。

浴室についている水分を取る、
浴槽の蓋をするなど、メンテナンスを行いましょう。

また、浴室乾燥機のフィルターなどに
汚れが溜まっていないかチェックすることも大切です。

洗濯乾燥機より電気代が高い浴室乾燥機

今回は、浴室乾燥機の電気代と、
洗濯乾燥機との比較、
節約情報をご紹介しました。

4人暮らしでは、浴室乾燥機の電気代は、
洗濯乾燥機より高いことが分かりました。

しかし、節約方法を取り入れることで、
電気代を抑えることができます。

節約方法を積極的に取り入れていきましょう。

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