消費者目線から考える電力自由化のメリット・デメリット

「電力自由化」のCMが流れるようになりました。
また、広告を見かけたり、チラシが自宅に
届いたりした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、電力自由化とは何か、
どのようなメリット・デメリットがあるのかご紹介します。




電力自由化とは


「電力自由化」は2016年4月から始まりました。それまでは、
旧一般電気事業者(東京電力、北海道電力など)からのみ電力の購入が可能でした。

そのため、家庭や企業では、どの電力会社から電力を買うか選ぶことはできませんでした。

しかし、電力自由化の法改正により、全面自由化され、
様々な業種の企業が電力を販売することが可能になりました。

これにより、家庭や企業を含む全ての消費者が、
電力会社や料金を自分で選べるようになったのです。

電力自由化のメリット

70倍に!電力事業者が選択できる

これまでの大手電力会社10社に対して、2020年9月時点で、
新電力会社は約700社になり、70倍以上になりました。

今までの電力会社1社独占の状態では、
料金メニューの選択肢はありませんでした。

しかし、電力自由化によって多くの電力会社が登場したことで、
消費者のライフスタイルや個人の基準に合わせて料金メニューを
選べるようになりました。

競争で電気料金の値下げに期待

様々な企業が電力事業に参入することで、健全な競争が始まります。

企業間で競争が起こると、
各社は他社より安い料金の商品を開発することが予想されます。

実際に、新電力会社は、
これまでの大手電力会社の電力料金より、数%安くなっています。

セット割プランも 新サービスの登場

電力料金だけではなく、新サービスも出ています。

石油、通信などの異なる業種の企業も電力を取り扱い始めました。

そうすることで、例えば、水道代と電力を取り扱っている
新電力会社では、セットでお得になるプランが選べます。

話題のスマートメーターとIoT

ご自宅の電力メーターは、すでにスマートメーターになっているかもしれません。

スマートメーターとは、検針員の電気使用量の確認が必要ありません。

また、細かく電気の使用量を把握することができます。

最近話題のIoTとは、インターネット経由でセンサー
と製品が繋がることで、普及の波が来ています。

時間によって電気料金が変わる?省エネにも

電力の使用が少ない夜間では、
電気料金が安くなるプランを出している会社があります。

また、逆に、電力の使用が多い時間帯に、
決められた時間分無料になるプランもあります。

このようなプランの中から、自分のライフスタイルに
合った電気料金プランを選ぶことができます。

プラン選びを通して、電力の使用量が抑えられ、省エネにも繋がります。

電力自由化のデメリット

選択肢が多くて選ぶのが大変

新電力会社では、セット割引が多いこともあり、
自分に合った会社を自分で選ぶのは難しいです。

また、新電力会社は歴史も浅いため、
比較するデータも少なく、比較するのは至難の業です。

引っ越し時には注意!解約時に違約金が発生

今まで引っ越し時にプランを意識する必要はありませんでした。

しかし、新電力会社の中では、携帯電話のプランのように、
契約期間を決めている会社もあり、違約金がかかる可能性があります。

非常時の対応に懸念?不安定化リスク

これまでと変わらず電力を安定して届けるため、
電気を届ける部分は、大手電力会社や関連会社が行っています。

しかし、電力を届ける部分も分離する可能性も出ています。

会社の大きさも技術力も不確定な新電力会社が、
非常事態にどう対応できるかはまだ分かりません。

自分に合った電力会社でお得に活用しよう

今回は、電力自由化とは何か、
どんなメリット・デメリットがあるのかご紹介しました。

電力自由化の知識があると、様々な新電力会社の中から、
より自分に合ったプランを見つけることができるでしょう。

情報が正しいか吟味して、電力会社選びをしましょう。

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