照明器具、電球

照明用人感センサーの種類、選ぶ時の注意点

照明用人感センサーには天井取付タイプと壁取付タイプ、
人感センサー付照明器具があります。

照明用人感センサーとは

人感センサーとは、人の熱と動きを感知して照明器具を自動で入り切りする
センサーで、暗い部屋でもスイッチを探すことなく自動で照明が点灯する便利な
センサーです。人がいなくなると自動で消灯しますので
省エネにもなる高機能なスイッチです。

天井取付人感センサー


天井に設置する人感センサーで、天井に設置するためセンサー感知が広範囲
にできます。施設用を使用すれば200Vにも対応可能です。

センサーには、タイマーが付いていて、点灯時間を調整できます。
時間は10秒から30分までありますが、あまり短いと、人がじっとしていると
照明が消えてしまいます。長すぎると点けっぱなしになってしまいムダになります。
例)トイレはじっとする時間が多いので、10分くらいがちょうど良いです。

【主な使用場所】
施設:トイレ、廊下、更衣室
一般住宅:トイレ、玄関、洗面所、廊下、階段

壁取付人感センサー


壁に設置する人感センサーで、検知範囲が狭いので、一般住宅向けです。
パナソニック製であれば、コスモシリーズ、アドバンスシリーズ、
フルカラータイプがあります。

人感センサー付照明器具

人感センサーを搭載している照明器具もあります。
ライトバータイプもダウンライトタイプもあり種類は豊富です。

【ライトバータイプ】

ライトバーに人感センサーが付いているタイプです。
EPSやPS、倉庫などあまり人が出入りしない場所に設置すると消し忘れても
人がいなくなると自動で消えますので便利です。
(照明の台数が多い場合は、別に人感センサーを取付けた方がコスト的に良い)

【ダウンライトタイプ】

ダウンライトにLED照明と人感センサーが一緒に付いているタイプで、
別設置人感センサーほど細かい設定はできませんが
タイマーも付いていて点灯時間も調整できます。

人感センサー設置時の注意点

大きい部屋で使用する場合は親機と子機を設置する

大きい部屋で人感センサー1個では、感知範囲をカバーできない
場合は増設子機が必要です。

制御する照明器具の台数によってアンペア数が変わる

制御する照明器具の台数によって、人感センサーの種類が変わります。
よくカタログを見て間違わないように発注してください。
パナソニックのホームページにLED照明器具が何台まで接続できるか
記載がありますので、そちらを参考にしてください。

換気扇も人感センサーで入り切りしたい場合は専用の子機を使用する

トイレでは照明器具と換気扇を人感センサーで入り切りする場合が
多くあります。
その場合は、照明器具と換気扇を渡りで接続してはいけません。
換気扇専用の子機を使用して換気扇を制御します。
人を感知して照明と換気扇が作動し、人がいなくなった後照明が消灯、
その5分後に換気扇が遅れて停止します。

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