Q&A 電気の基礎 電気料金・節電

電力と電力量の違いは?

電力と電力量の違いは?

電力と電力量の違いは?

電力は電気の持っているエネルギーのことで、電圧V×電流Iで求めることが
できます。電力量は電力に時間を掛けた値で、電力の総使用量のことです。

電力とは

電気製品は、電気を利用することで熱が発生したり、
モーターが回転したり、発光したりします。

これは、電気が持っているエネルギーが熱エネルギー
や回転エネルギー(運動エネルギー)に変わっていると言えます。

この電気が持っているエネルギーのことを電力と言います。

電力は、水力発電のように発電機から発生するエネルギーを言うことも
あれば、電気製品など(負荷と言う)で消費されるエネルギーを言う
こともあります。

負荷で消費される電力はPと表され、その大きさはその負荷にかかる
電圧と流れる電流の積で求めることができます。

電力の単位はW(ワット)です。

【電力を求める公式】
電力P=VI(W)

電力量とは

電力量とは、電力に使用した時間をかけることで求めることができる
電力の総使用量(総エネルギー量)のことを言います。

電力量は記号Qで表され、単位はWs(ワット秒)またはWh(ワット時)です。

【電力量を求める式】
電力量Q=Pt(Ws)または(Wh)

また、1秒間に1Wの電力を使用した時の電力量1Wsは物理学で使用される
エネルギー量(仕事量)である1J(ジュール)に置き換えられます。

【Ws(ワット秒)とJの置き換え】
電力量1Ws=1J

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