電線管の支持間隔と施工方法

電線管の支持間隔と施工方法です。




電線管の支持間隔

電線管 支持間隔 備考
金属管(G管、C管、E管、PE管) 2m以下 ボックスから一か所目の支持は500mm以下
硬質ビニル電線管(VE管、HIVE管) 1.5m以下 ボックスから一か所目の支持は500mm以下
合成樹脂管(PF管、CD管) 1m以下 隠ぺい:1.5m以下
コンクリート埋込:1m以下
金属製可とう電線管(プリカチューブ) 1m以下 (造営材の側面または下面において水平方向
に施設するもの)
1m以下 (接触防護措置を施していないもの)
0.3m以下
(接続箇所から)
(金属製可とう電線管相互及び金属製可とう電線管
とボックス、器具との接続箇所)
2m以下 その他のもの

金属管の施工方法


①1区画の屈曲個所は、4個所以下とし、曲げ角度の合計が270度を超えないようにする。

②管の曲げ半径(内側半径)は、菅内径の6倍以上(高圧は8倍以上)とし、曲げ角度は
90度を超えてはならない。ただし、管の太さが25mm以下の場合で施工上やむをえない
場合は、管内断面が著しく変形せず、管にひびが生じない程度まで管の曲げ半径を
小さくすることが可能。

③管の支持はサドル、ダクタークリップ、パイラッククリップ、その他配管支持材を
使用して固定する。

④コンクリート埋込みとなる管は、管を結束線、バインド線等で鉄筋に結束する。
スラブの鉄筋がダブルの場合は両鉄筋の間に配管する。

⑤管相互の接続は、カップリング又はねじなしカップリングを使用する。

⑥管とボックスの間には、ボンディングを施し、電気的に接続する。
ただし、ねじなし丸形露出ボックス、ねじなし露出スイッチボックス等に接続する
場合は、ボンディングを省略することができる。

⑦管と分電盤等の間は、ボンディングを施し、電気的に接続する。

⑧ボックス等に接続しない管端は、ケーブルの被覆を損傷しないよう、ねじなしブッシング、
絶縁ブッシング、サンピーキャップ等を取付ける。

⑨湿気の多い場所又は水気のある場所に施設する配管は厚鋼電線管(ドブ漬け管推奨)、
硬質ビニル電線管等を使用し、接続部は防水カップリングを使用する。

合成樹脂管(PF管、CD管)の施工方法


①CD管はコンクリート埋込部分のみに使用する。

②1区画の屈曲個所は、4個所以下とし、曲げ角度の合計が270度を超えないようにする。

③管の曲げ半径(内側半径)は、菅内径の6倍以上とし、曲げ角度は
90度を超えてはならない。ただし、管の太さが22mm以下の場合で施工上やむをえない
場合は、管内断面が著しく変形せず、管にひびが生じない程度まで管の曲げ半径を
小さくすることが可能。

④管の支持はサドル、ダクタークリップ、パイラッククリップ、その他配管支持材を
使用して固定する。
なおLGS内の配管は、バインド線、合成樹脂製バンド、信用支持材を用いて支持する。
(バインド線が安くておすすめ)

⑤コンクリート埋込みとなる管は、管を結束線、バインド線等で鉄筋に結束する。
スラブの鉄筋がダブルの場合は両鉄筋の間に配管する。デッキプレートの
場合は鉄筋とデッキプレートの間に配管する。
(後でアンカーを打たれたときに配管を貫通されないようになるべくデッキプレート
から離す)

⑥管相互の接続はカップリングを使用する。

⑦ボックスとの接続はボックスコネクタを使用する。

⑧PF管またはCD管と金属管等異種管との接続は、異種管接続材やボックスで中継する。

⑨湿気の多い場所又は水気のある場所に施設する
配管の接続部は防水カップリングを使用する。

合成樹脂管(硬質ビニル管)の施工方法


①1区画の屈曲個所は、4個所以下とし、曲げ角度の合計が270度を超えないようにする。

②管の曲げ半径(内側半径)は、菅内径の6倍以上とし、曲げ角度は
90度を超えてはならない。ただし、管の太さが22mm以下の場合で施工上やむをえない
場合は、管内断面が著しく変形せず、管にひびが生じない程度まで管の曲げ半径を
小さくすることが可能。また、管を加熱する場合は、過度にならないようにし、
焼けこげを生じないように注意する。

③管の支持はサドル、ダクタークリップ、パイラッククリップ、その他配管支持材を
使用して固定する。なお、温度変化による伸縮性を考慮して締め付ける。

④コンクリート埋込みとなる管は、管を結束線、バインド線等で鉄筋に結束する。
スラブの鉄筋がダブルの場合は両鉄筋の間に配管する。
なお、配管時とコンクリート打設時の温度差による伸縮を考慮し、
直線部が10mを超える場合は適切な箇所に伸縮カップリングを使用する。

⑤露出配管の場合にも直線部が10mを超える場合は
適切な箇所に伸縮カップリングを使用する。

⑥硬質ビニル管相互の接続は、TSカップリングを使用し、カップリングには
接着剤を塗布し接続する。

⑦硬質ビニル管と金属管、合成樹脂管との接続には、
異種管接続材またはボックスで中継する。

⑧ボックスとの接続にはボックスコネクタを使用する。

金属製可とう電線管(プリカチューブ)の施工方法


①屋外で使用する管は、ビニル被覆金属製可とう電線管
(防水プリカチューブ)とする。

②管の曲げ半径(内側半径)は、菅内径の6倍以上とし、
管内のケーブルを引替えることができるように敷設する。
ただし、露出場所または点検できる隠ぺい場所で管の取外しが
行える場所では、管内径の3倍以上とすることができる。

③管の支持はサドル、ダクタークリップ、パイラッククリップ、その他配管支持材を
使用して固定する。

④ボックス等との接続は、ボックスコネクタを使用する。

⑤金属管等との接続は、コンビネーションを使用し、機械的かつ電気的に接続する。
またプリカチューブを金属管間に接続した場合は、ラジアスクランプで接地をとる。

【ラジアスクランプ】

⑥ボックス等に接続しない管端には、ケーブルの被覆を損傷しないように
絶縁ブッシング等を取付ける。

コメントを残す