電気料金・節電

ウォシュレット、温水洗浄便座の電気代はどれくらい?節電方法は?

ウォシュレットをはじめとする温水洗浄便座は,
もはや現代人にとっては欠かせない存在ですよね。

物件を探す際、温水洗浄便座の
有無が検索条件にも含まれているほどです。

一方で、温水洗浄便座にかかる電気代に
ついて考えたことがありますか?

1年中、電源をつけっぱなしという方
も多いのではないでしょうか。

ここでは、そんな温水洗浄便座の電気代や、
その節約方法についてご紹介していきます。

ウォシュレット、温水洗浄便座の電気代は1日どれくらい?


まず、温水洗浄便座には2つのタイプがあることをご存知でしょうか。

それが「貯湯式」と「瞬間式」と呼ばれるものです。

それぞれ異なる特徴をもつので、
当然タイプによって電気代も変わってきます。

ご自宅の温水洗浄便座がどちらのタイプなのか、
わからなければ説明書を見てみてくださいね。

1貯湯式

貯湯式とは、文字通りお湯を貯めておくタンクを備えた温水洗浄便座のことです。

タンクがあるため、一度に大量の温水を使用できるというメリットがあります。

一方で、タンク内でお湯を常に保温する必要があるため、
電気代は高くなってしまう傾向にあります。

経済産業省の資料をもとに、
年間電気消費量を135kWh、1kWhの単価を27円として計算すると、
貯湯式の電気代は月々約304円になります。

つまり、1日あたりの電気代は約10円です。

2瞬間式

瞬間式とは、使用時に瞬間的に
お湯を作り出す温水洗浄便座のことです。

その都度温水を作り出すため、連続して使用しても
お湯切れを起こさないというメリットがあります。

また、タンクがない分、すっきりとした見た目が特徴です。

タンクがなく保温をする必要がないため、電気代は比較的低くなります。

同じく経済産業省の資料をもとに、
年間電気消費量を58kWh、1kWhの単価を27円として計算すると、
瞬間式の電気代は月々約131円になります。

つまり、1日あたりの電気代は約4円です。

ウォシュレット、温水洗浄便座の電気代の節約方法は?

もちろん家族の人数や使用頻度によって電気代は前後します。

しかし、こうして見ると瞬間式は貯湯式の
半分以下の電気代であることがわかります。

と言っても、節電のために温水洗浄便座の種類を
変えることは現実的ではありませんよね。

そこで、今の温水洗浄便座のまま
電気代を節約する方法について考えていきましょう。

1温度設定をこまめに行う

温度を「強」から「中」にするなど、
一段階低く設定するだけでも節約になります。

温水洗浄便座の温度設定は、
一定のままという方も多いのではないでしょうか。

しかし、その日の気温や季節に応じてこまめに
温度を下げることで、電気代を抑えることができるのです。

2トイレの蓋を閉める

温水洗浄便座には、
温水洗浄の他に便座を温める機能も付いています。

トイレの蓋を閉めることで、
便座の温度が下がることを防ぐので節約につながります。

使用後は、トイレの蓋を閉める習慣をつけるようにしましょう。

3ノズルを掃除する

意外に思われるかもしれませんが、ノズル掃除も効果的です。

なぜなら、ノズルに付着した汚れが負荷となり、
余計な電力を消費させる一因となるからです。

つい後回しにしがちなノズル掃除ですが、
衛生面からも常に清潔に保ちたいですね。

4使わない時はコンセントを抜く

待機電力という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

多くの電化製品は、使用していなくてもコンセントに
差さっているだけで電力を消費するものです。

この電力をカットするために、
長期間使用しない時はコンセントを抜くように心がけましょう。

ここまで温水洗浄便座の電気代や
その節約方法についてご紹介してきました。

毎日使うものなので、
少し意識するだけでも節約になりますよ。

どれも簡単な方法なので、ぜひ試してみてくださいね。

-電気料金・節電

© 2024 電気工事のwebbook Powered by AFFINGER5