ケーブルの電圧降下計算方法です。
電圧降下とは
電気が電線を流れると電圧が降下します。
これは、電気が抵抗のあるところを流れると電圧が降下するためです。
電線が長くなるほど電圧降下は大きくなります。
電圧が降下すると、電圧が下がります。あまりにも電圧が下がると、
電気機器が動作しないことがあるので、電線の長さや配線の条件に
よって電線の太さをアップすることが必要となります。
許容電圧降下率
供給変圧器の二次側端子又は 引込線取付点から最遠端の負荷に 至る間の電線のこう長(m) |
電圧降下(%) | |
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電気使用場所内に設けた 変圧器から供給する場合 |
電気事業者から低圧で電気の 供給をうけている場合 |
|
60以下 | 幹線3%以下 分岐2%以下 |
幹線2%以下 分岐2%以下 |
120以下 | 5以下 | 4以下 |
200以下 | 6以下 | 5以下 |
200以下超過 | 7以下 | 6以下 |
・注意点:電線のこう長が「供給変圧器の二次側端子又は
引込線取付点から最遠端の負荷」までということ。
幹線+二次側の合計の長さになります。
120m以上になると幹線と二次側共電圧降下は4or5%以下になる。