施工方法 電線、ケーブル

垂直にケーブルを配線する場合の支持間隔

垂直にケーブルを配線する場合の支持間隔です。

垂直配管内の電線支持間隔(低圧の場合)

垂直に配管した金属管内の電線は下記の表の
間隔以下ごとにこれを適当な方法により支持する。

電線の太さ(mm2) 支持点の間隔(m)
38以下 30
100以下 25
150以下 20
250以下 15
250超過 12

・垂直に敷設する管路内のケーブルは、支持間隔を6m以下として固定する。
6m以下毎にプルボックスを設置し、管口にクサビ又は支持材で
ケーブルを支持する。

高圧ケーブルを垂直に取り付ける場合の支持間隔と注意点

①高圧の場合は電線ではなく、ケーブルでなくてはならない。

②ケーブルは、堅ろうな管又はトラフなどに収めること。
ただし、ケーブルラックなどで人が触れないように施設
する場合は、この限りではない。
(ケーブルラックを垂直に設置するときは、両面蓋をして
人が容易に触れられないように施工する必要がある)

③ケーブルを造営材の側面又は下面に沿って取り付ける場合は、
ケーブルの支持点間の距離を2m以下とする。
(垂直に取り付ける場合は6m以下とする。)

※電線管内に高圧ケーブルを布設場合は、
6m以下毎にプルボックスを設置し、
管口にクサビ又は支持材でケーブルを支持する。

④管その他のケーブルを収める防護装置の金属製部分、
金属製の接続箱及びケーブルの被覆に使用する金属体
には、大地との間にA種接地工事を施す。
(人が触れるおそれがないように施設する場合は
D種接地工事でよい)

⑤高圧の管路、プルボックスには「高圧危険」
表示を行う。

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