棒端子はCVケーブルなどのヨリ線を配線器具に差込むときに使います。
棒端子の使い方
CVケーブルなどのスケア線の芯線はヨリ線になっており、
そのままではコンセントやスイッチの接続穴に差込めません。
そこでCVケーブルの芯線に棒端子を圧着すると差込めるようになります。
また、VVF2.6mmも同様にそのまま配線器具には差し込むことはできませんので、
棒端子を圧着することで差し込むことができます。
後はカンタッチブレーカーにCVケーブルを差し込むときも棒端子を使用します。
棒端子の種類、サイズ
配線器具に使用する場合は、パナソニックWV2504がおすすめです。
3.5mm2~5.5mm2、Φ2,6単線のケーブルに対応しています。絶縁被覆も付いています。
※定格20A以下なので30Aブレーカーには使用できません。
カンタッチブレーカーに使用する場合は、
ケーブルサイズに合わせ、棒端子のサイズを選びます。
1.25mm2~8mm2まで対応可能です。
ヨリ線サイズ | 適合棒端子品番 |
---|---|
1.25mm2・2.0mm2 | BB9924 |
3.5mm2・5.5mm2 | BB9921 |
8.0mm2 | BB9922 |
※パナソニック製
棒端子の圧着方法、圧着工具
棒端子の圧着方法は
①ケーブルの外装を剥き、被覆を7mm剥き芯線を出します。
↓
②芯線に棒端子を差し込み、圧着ペンチで圧着します。
↓
③圧着したら棒端子の先端から絶縁被覆を被せて完了です。
圧着ペンチは端子用の物(柄が赤色)を使用します。