電気料金・節電

ドライヤーを10分使った時の電気代はどれくらい

お風呂上がりに髪を乾かすために、
ドライヤーは毎日使うものですよね。

また、髪型をセットする際に
使う方も多いのではないでしょうか。

このように普段何気なく使っているドライヤーですが、
小さいながらも消費電力は
比較的大きいということをご存知でしょうか。

結論から言うと、ドライヤーを10分使うと電気代は約5.4円です。
思った以上に安く感じますが、
毎日使用するので、電気代は積みあがります。

節約方法についてもご紹介していきます。

ドライヤーを10分使うと電気代はどれくらい?


さて、髪を乾かすために、
毎日何分くらいドライヤーを使っているでしょうか。

ドライヤーの使用時間の目安は、
ショート〜ミディアムヘアで5分、
セミロング〜ロングヘアで10分程度と言われています。

もちろん毛量や乾かし方の程度によって多少は前後しますが、
ドライヤーの使用時間は平均すると10分程度とされています。

そこで、ドライヤーを10分使った時に
電気代がどれくらいかかるのか、考えていきましょう。

ドライヤーの消費電力は?

電気代に影響を与えるのが、消費電力です。

一般的な家庭用ドライヤーの消費電力は、
強モードで1200W、弱モードでは600Wです。

モードによって大きく差がありますね。

また、冷風モードではさらに消費電力が小さく、
20W前後になります。

このことから、空気を温めるために
大きな電力が必要であることがわかります。

比較として、ドライヤーと同じように
風を送り出す扇風機の消費電力は、
強モードでも40W程度であることが多いです。

やはり、ドライヤーは消費電力の
大きい電化製品であると言えるでしょう。

ドライヤーの電気代は?

では、実際に強モードで10分ドライヤーを使用すると、
電気代はいくらになるでしょうか。

全国家庭電気製品公正取引協議会の
新電力料金目安単価を参考に、
1kWhの単価を27円として計算すると、
10分あたりの電気代は5.4円となります。

毎日使用したとして、
1人あたりの電気代は年間2000円弱ですね。

電気代の節約方法は?

もちろん家族が増えるほど、
その分だけ電気代は高くなってしまいます。

できるだけ、毎日の電気代は抑えたいものですよね。

ドライヤーの電気代を節約するためには、
単純に使用時間を短くすることが有効です。

とは言え、ドライヤーを使わず自然乾燥にすると、
髪が傷んでしまいます。

また、髪が濡れたままでは雑菌が繁殖しやすくなり、
匂いやかゆみの原因にもなります。

そこで、できるだけドライヤーの使用時間を
短くする方法についてご紹介していきます。

①タオルドライを入念にする

ドライヤーを使用する前に、
しっかりとタオルドライしましょう。

最近では、髪を早く乾かせる高機能タオルが
数多く販売されているので、上手に活用したいですね。

②タオルをかぶりながら乾かす

乾いたタオルを頭にかぶり、
その上からドライヤーで乾かす方法です。

こうすることで水分がタオルに吸われていき、
効率的に髪を乾かすことができます。

③冷風を活用する

先に述べたように、
冷風の消費電力は比較的小さくなっています。

ある程度、髪が乾いてきたら
冷風に切り替えると良いでしょう。

④使用場所の湿度に気を付ける

見落としがちなのが、
ドライヤーを使用する場所の湿度です。

ドライヤーは、本体の背面から取り込んだ空気を温めて、
熱風として吹き出しています。

そのため、湿度の高い場所では
乾きづらくなってしまうのです。

お風呂上がりに脱衣所でドライヤーを
使うことが多いかもしれませんが、
脱衣所は湿度の高い環境です。

できるだけ、お風呂から離れた場所で
乾かすよう心がけましょう。

ここまで、ドライヤーの電気代や
その節約方法についてご紹介してきました。

ドライヤーは消費電力が大きい分、
電力を抑えるチャンスもあるということです。

億劫なドライヤーの時間を減らしながら、
電気代を節約していきましょう。

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