人感センサースイッチの結線、配線図、後付け方法、交換方法をご紹介します。
人感センサーのメリットは照明の消し忘れ防止、省エネになることです。
人感センサースイッチとは
人感センサースイッチとは、人感センサーとスイッチが一体になったもので、
スイッチに熱線センサーが付いていて、人がセンサーに感知すると照明などが点灯し、人がいなくなり、設定時間が来ると照明などが消灯します。
人感センサースイッチの結線方法、配線図
ここでは、パナソニックWTK1811WKの結線方法を紹介します。
パナソニックWTK1811WKはコスモシリーズの壁付の人感センサースイッチです。
結線方法は片切りスイッチと同様で、電源線を「0」に接続、負荷側の線を「1」に接続して完了です。
「切」「自動」「連続入」を切り替えることが可能です。
動作保持時間は調整することができます。動作保持調整つまみは前面の蓋を開けると中にあります。
動作保持時間は最短10秒〜30秒、1分、1分30秒、2分、3分、4分、5分、6分、10分、15分、20分、25分、最長30分まで設定可能です。
人感センサーの後付け、交換方法
ここでは、パナソニックWTK1811WKの後付け、交換方法を紹介します。
【例1 玄関に片切りスイッチが1個のみ付いている場合】
①分電盤の玄関回路のブレーカーをOFFにします。
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②既存のスイッチプレートとスイッチを撤去します。
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③人感センサースイッチに既存ケーブルを差し込みます。
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④人感センサースイッチを既存のスイッチボックスに取付けます。
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⑤人感センサースイッチにプレートを取付けます。
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⑥分電盤のブレーカーをONにします。
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⑦人感センサースイッチの検知範囲と動作保持時間を調整します。
【例2 玄関に片切りスイッチが2個付いている場合】
玄関の中の照明と玄関の外の照明のスイッチが付いている場合です。
この場合は、人感センサースイッチと片切りスイッチを取付けます。
①分電盤の玄関回路のブレーカーをOFFにします。
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②既存のスイッチプレートとスイッチを撤去します。
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③人感センサースイッチのブランクプレートを外し、片切りスイッチをはめ込みます。
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④人感センサースイッチに既存玄関の中の照明のケーブルを差し込みます。また玄関の外の照明のケーブルを片切りスイッチに差し込みます。
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⑤人感センサースイッチと片切りスイッチを既存のスイッチボックスに取付けます。
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⑤人感センサースイッチにプレートを取付けます。また片切りスイッチにはハンドルを取付けます。
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⑥分電盤のブレーカーをONにします。
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⑦人感センサースイッチの検知範囲と動作保持時間を調整します。
【例3 玄関に片切りスイッチが3個付いている場合】
玄関の中の照明と玄関の外の照明と廊下のスイッチが付いている場合です。
この場合は、壁付け人感センサースイッッチを諦め、
照明器具を人感センサー付きの器具に交換するか、
電球を人感センサー付きに交換します。