漏電したらどうしたら良いのか?

電気機器が漏電した場合、どうしたら良いのでしょうか?




漏電とは


電気機器は、電気をよく通す材質の導体(銅、銀、アルミ等)と
電気をほとんど通さない材質の絶縁物(ビニル、セラミックス、空気等)
でできています。

絶縁物は電線の被覆等に使用されていますが、長年使っていると
絶縁劣化を起こします。

絶縁劣化が起きると電気絶縁が破壊され、機器の外装を通じて
アースから大地に漏れ電流が流れます。

この現象を「漏電」と言います。

さらに漏電している機器に人が触れると人を通して漏れ電流が流れ感電します。

人体の抵抗は、夏場は約500Ω、冬場は約2000Ωです。
抵抗が大きい程電気は流れにくいので、抵抗の低い夏場が
感電しやすい時期になります。

また夏は露出の多い服装や、汗をかきやすい時期で、
皮膚がしめっている状態で漏電した電気機器に触れると
感電しやすくなりますので注意が必要です。

一般家庭では電圧100Vが一般的ですが、100Vでも感電
の危険性はあり、死亡する可能性もあるので気を付けてください。

漏電時の対応方法は?

分電盤内の漏電した回路に漏電遮断器(ELB)が設置していれば、
漏電遮断器が動作し、回路を遮断します。

漏電遮断器が動作した回路を絶縁抵抗測定計を使い測定します。

分電盤内の主幹が漏電遮断器の場合は、漏電遮断器をOFFにし、さらに子ブレーカーを
全てOFFにし、1個づつ絶縁抵抗測定計で絶縁を測定していき、絶縁が悪い回路を
特定します。

絶縁が悪い回路が特定できたら、その回路につながっている電気機器を調べます。

コンセント回路であれば、コンセントにつながっている電気機器を外して、もう一度
絶縁抵抗測定を行います。

絶縁抵抗が良ければコンセント回路は問題ありませんので、外した電気機器が
漏電していることになります。

電気機器の絶縁を測定するときは、コンセントプラグの金属部分と電気機器の外装
を絶縁抵抗測定計で測定します。

絶縁が悪ければ、その電気機器が原因です。
すぐに修理に出しましょう。

照明回路であれば、照明器具が原因ですので、照明器具を1個づつ外し、内部を調べます。
内部に水が浸入している等、原因がわかれば、器具を交換します。

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